宇宙から見る地球
前回「次回は,外力が周期関数ですが,正弦波の単純な組み合わせでは表せない場合についてお話しいたします.」
と言いましたが,今回は少し傾向を変えて「宇宙」のお話をしたいと思います.
「外力がゼロのとき、および外力が正弦波のとき、と来ていますが、
次はどのような外力に対する記事になるのでしょうか。
私としましては、微分不可能な個所があるような、かなり変わった外力に対する解説が見てみたいと思います。」
にお応えして,外力に微分不可能な点のある関数として,三角波のお話をしようと考えています.
よろしくお願いします.
夜でも空が明るく,星があまり見えないからです.
人工衛星から撮影した地球の画像を見ても,日本は特に明るく見えます.
海外出張の際,夜に発着する航空機に乗ると,都市周辺が特に明るいことがわかります.
次のサイトでは、宇宙から見た夜の地球の様子を見ることができます。
「宇宙から見た夜の地球:DMSP衛星による地球の夜景データ」(1992年〜2013年:Google Maps版)
http://agora.ex.nii.ac.jp/~kitamoto/research/rs/stable-lights.html.ja
パイロット・イン・コマンド
元民間航空機のパイロットで,小説家・エッセイストの内田幹樹(うちだもとき)を知っていますか?
民間航空機のパイロットの目に映る事実や,実際のできごとをからめて描く航空ミステリーです.
「ロンドン発202便は,飛行機好きの小学生,護送される国際犯罪者など,様々な人々を日本へと運んでいた.だが成田が近づいたその時,突如,第二エンジンが炎上! 機長ふたりも倒れてしまう.乗員乗客の命は,副操縦士の江波が預かることに.経験不足のパイロットは,傷ついたジャンボを無事着陸させられるのか?」
この作品の冒頭には,ロンドンを離陸した航空機から見える,ヨーロッパの各都市の灯りのことが書かれています.
少し引用しますと,
「夜が長い冬のヨーロッパでは,歴史の舞台となった建造物が日暮れとともにライトアップされ,人々にその国の過去を語り始める.」
「ロンドンの灯りはやわらかいオレンジ色で,どこかもの哀しい.」
「ヨーロッパを離れるとオレンジ色の光は少なくなる.日本やアメリカの都市などは,明るい白色の街灯が主だ.」
などと書かれています.
内田幹樹の小説には,ほかにどんな作品があるのですか?
見上げてごらん夜の星を
わたしは,坂本九の「見上げてごらん夜の星を」 (詞:永六輔,曲:いずみたく) が思い浮かびます.
1985年8月12日,羽田発・伊丹行のJAL123便が,群馬県多野郡上野村の“御巣鷹の尾根”に墜落しました.乗員乗客524名のうち死亡者数は520名,生存者は4名でした.
乗客のほとんどが亡くなってしまう大事故だったのですね.
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和田先生のプロフィール
TMCシステムの研究責任者.電子情報通信学会の会員.
電気接点の劣化現象などに関する論文を多数執筆.
プライベートでは,ギター演奏・料理・読書と幅広い趣味を持つ.
こっしー君のプロフィール
TMCシステムの研究担当者.電子情報通信学会の会員.
得意分野は数学と機械工学.
趣味は読書.特技はペン習字.
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振動現象をつむぐ中学の数学、おもしろく読みました。
でも正直難しいので、私もFermiさんと同じく高校までの数学物理で理解できる内容にしてもらいたいです。
いつも読ませていただいています。
被振動系とその外力の関係「振動現象の、自己と他者」は、機械力学系のお話と拝見します。数学的に省略が少なく、行間を自分であまり補わなくていいので、スマホでも見ることができて興味深いと思います。一般の専門書の場合は、そのあたりのさじ加減が、著者によってまちまちなので読みにくいと思っていました。
今回は毛色を変えて、“宇宙”のお話とか。
今度は、あまり数式を使わない、直感的な内容になりませんか。
できれば、高校の数学・物理までで。
わがままな注文でもうしわけありません。
よろしくお願いします。